和本は直接人手に触れることも多く、糸切れや裂などの損傷、お茶を溢したりといった、人為的なミスによる損害、また保管状態によっては湿気を含んだまま長い年月放置され、虫食いやかびの被害を受けたり、逆に樟脳の入れすぎによる樟脳やけを起こしたりしてしまいます。