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伝統を継承する完璧な製本技術が誇りです

装本の仕方が日本に伝わったのは、奈良時代の頃といわれています。 以来、日本独自のものが生れ、和紙の柔らかな感触、糸による綴の伝統的な美しさは正に和本ならではのもの、過去帖や墓誌として、広くは出版界、書道界を中心に高い評価を頂いております。個人の歌集、句集、画帖、日記、メモ帳など幅広く活用していただけます。和の持つ雅趣を身近に置かれてはいかがでしょうか。

■和綴本例

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大和綴(やまととじ)

四つの穴をあけ、平紐や三つ折にした和紙などで結んで綴じたもの

四つ目綴(よつめとじ)

和本の綴じ方の代表的なもので、本を綴じるときに四穴をあけて、これにとじ糸を通すのでこの名がある。

亀甲綴(きっこうとじ)

四つ目綴を亀甲模様に変化させた綴じ方、縁起の良さとめでたさに通じる綴じ方として喜ばれている。
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康熙綴(こうきとじ)

高貴綴(こうきとじ)とも言う、四つ目綴の角を二重に綴じて堅牢にした綴じ方。

麻の葉綴(あさのはとじ)

康煕綴を装飾的に変化させた綴じ方、綴じ方が着物や帯柄の麻の葉模様に酷似しているところから呼ばれる。

列帖装(れつちょうそう)

綴葉装(てつようそう)とも言い、数枚重ねた紙を二つ折りにして一貼(いちじょう)とし、これを重ねて折り、山の方を糸でかがる様式。平安時代から用いられてきた日本独自の優美な綴じ方。
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粘葉装(でっちょうそう)

糸は使わず、二つ折りした紙の山部分を糊付けした無線綴じ様式。本文を開くと蝶の羽のような姿になることから胡蝶装(こちょうそう)とも言われる。

開いた粘葉装

開いた列帖装

■当社オリジナル過去帖

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当社では、東京国立博物館運営協力会のご依頼により、伝統の技を今日に伝えるべく各種和綴本を手帖としてご利用できる大きさで製作致しました。 現在、東京国立博物館ミュージアムショップにて販売中です。

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修復の道を究め続けて50年
掛軸・巻物・屏風の修復
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