開館80周年記念特別展 国宝燕子花図屏風 色彩の誘惑

 尾形光琳(1657~1716)の「燕子花図屏風」は、カキツバタの群生を、金箔を貼った大画面に群青[ぐんじょう]と緑青[ろくしょう]の二種の絵具のみを使って描いた作品です。  これら青と緑と金(黄)の三色は、しばしば組み合わされて、日本・東洋において特別な伝統を有する色でした。その一方、本作品の色彩感には、江戸時代ならではの美意識が反映していると見ることもできます。
 本展覧会では、紺紙金泥経や、青や緑を主調とする画面に金彩が加わった中世の仏教絵画、あるいは唐時代以来の金碧[きんぺき]山水などと、この三色が活躍する清新な古九谷や黄瀬戸など同時代の陶芸作品、さらに、色彩傾向を同じくする金屏風の数々をあわせて展示することで、「燕子花図屏風」に新しい光を当てることを試みます。(美術館サイトより)

「国宝 燕子花図屏風-色彩の誘惑-」の日時指定予約は、4月12日(月)午後1時の受付開始を予定しております。日時指定予約は、美術館HPから

開催概要

会期:2021年4月17日(土)~5月16日(日)休館日 :毎週月曜日 ただし5月3日(月・祝)は開館
開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
夜間開館 :5月11日(火)~5月16日(日) 午後7時まで開館:(入館は午後6時30分まで)
入場料 :オンライン日時指定予約 一般1500円 学生1200      円
    当日券(窓口販売) 一般1600円 学生1300円
   *当日券は、予定枚数の販売が終了している場合があ    ります。
   *障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料。
会場 :根津美術館 展示室1・2F

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