江戸のエナジー 風俗画と浮世絵 The Energy of Edo Genre painting and ukiyo-e
2020年12月19日~2021年02月07日
美術館からのお知らせ
緊急事態宣言の発令を受け、1/8(金)~2/7(日)の閉館時間を午後4時(最終入館午後3時30分)と致します。また予定していた展覧会関連イベント(1/9、1/14、1/28の列品解説、1/11館長トーク、1/17国際浮世絵学会、1/24学芸員によるスライドトーク)は全て中止といたします。ご了承ください。
当館では、新型ウイルス感染防止対策に取り組んで参りますとともに、皆様のご協力をお願い申し上げます。入館に際しましてのお願い(検温・マスク着用等)につきましてはこちら(重要なお知らせ)をご覧ください。
浮世絵の「浮世(うきよ)」は、もとは「憂世(うきよ)」と書きました。中世までは、憂(う)いことの多い世の中を悲観する概念でしたが、江戸時代に入りこうした厭世的なものではなく、経済生活を確立しつつあった町人たちによって“はかないこの世を享楽的に生きよう”という庶民のエナジーによって大きく変化し始めます。
絵画においても、日常生活は画題となり、庶民も絵を買い求め、絵師たちは多彩な活動を始めたのです。とりわけ時代を映す鏡のような風俗画や浮世絵の誕生はその最たるものといえるでしょう。
本展では、静嘉堂秘蔵の肉筆浮世絵や浮世絵版画を、多数初公開いたします。特に肉筆浮世絵は、明治末期に海外向けに出版された豪華画集に日本を代表する名品として掲載されたものを多数含みます。また、浮世絵版画も長らく公開の機会に恵まれなかった作品群です。本展では、まずは重要文化財「四条河原遊楽図屏風」や修理後初公開となる英一蝶「朝暾曳馬図」、円山応挙「江口君図」などの静嘉堂を代表する名品をご堪能ください。その上で、この度、新出の浮世絵をたっぷりとご覧ください。近世初期風俗画や浮世絵を成立・展開させた、溢れるばかりの江戸のエナジーは、江戸時代を通じて、江戸・上方を問わず、文化の根底に流れていたことを感じていただければ幸いです。(HPサイトより)
序 章 英一蝶「朝暾曳馬図」と円山応挙「江口君図」
第一章 近世初期風俗画のエナジー―歌舞伎・遊里・庶民の暮らし
第二章 “錦絵”の誕生と展開ー春信・歌麿・北斎・広重・国芳
第三章 東西美人くらべ―肉筆浮世絵の美 【初公開多数】
[会期]2020年12月19日(土)~2021年2月7日(日)
休館日: 毎週月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
(ただし1月11日は開館)1月12日は休館。
[開館時間]午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
[入館料] 一般1,000円、
大学生・高校生および障害者手帳をお持ちの方(同伴者1名含む)700円
中学生以下無料 ※20名様以上の団体は200円割引
主 催: 公益財団法人 静嘉堂/後援:世田谷区教育委員会

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