しりとり日本美術
日本の美・鑑賞入門
2023年8月5日(土)~9月3日(日)
休館日:毎週月曜日
日本の美術と聞いて、どんなことを想像しますか?
すぐに具体的な作品や作者の名前が思い浮かぶでしょうか。それとも浮世絵、水墨画、陶磁器、漆器など、さまざまに想像が広がるでしょうか。本展は、「鑑賞入門」と冠して、日本の美術作品をじっくりと見て「たのしむ」ことを目指して企画しました。出品作品はすべて日本で生まれたものですが、テーマを特定せず、時代は鎌倉時代から現代の作品まで、またジャンルも絵画から工芸まで、幅広く展示しています。
いつもより、もう一歩だけ作品に近づき、ただじっと作品を見つめる。難しいことは考えず、作品の前ですこし立ち止まってみる。それだけで鑑賞するたのしさは広がります。
今回はたのしく作品鑑賞をはじめるヒントとして、「しりとり」する見方を提案します。ここでいう「しりとり」とは、言葉あそびではありません。ひとつの作品に何がどのように描かれているのか観察し、作品どうしの「イメージの共通点」をみつけることです。今回の会場では3つの章に分けて構成をしました。各章のはじめに見た作品に描かれたイメージが、となりの作品にもつながっていく。共通点をさがして丁寧に鑑賞していくと、何度も繰り返し登場するテーマや図柄があることに気づかされます。日本美術に共通する美意識や、日本美術の魅力を肌で感じ取っていただければ幸いです。
さらに一段と鑑賞が深まると、となりの作品だけでなく、どこかで見たことのある作品や、どこかで見た景色とのつながりを感じるかもしれません。自分の記憶の中の景色、心の風景ともどこかつながりを感じれば、感情を揺さぶる体験ができるはずです。
それでは、「しりとり」して会場の作品をめぐってみませんか。(美術館HPより)
展覧会の構成
第1章ふたつでひとつ —「風神雷神図屏風」からはじまるしりとり。
第2章いろいろな水のかたち —「波濤水禽図屏風」からはじまるしりとり。
第3章たくさんの図柄 —「美人鑑賞図」からはじまるしりとり。
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1
帝劇ビル9階
(出光専用エレベーター9階)
ハローダイヤル(展覧会案内)
050-5541-8600開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)休館日
毎週月曜日(ただし月曜日が祝日および振替休日の場合は開館、翌日休館)
年末年始および展示替期間入館料
一般1,200円/高・大生800円
中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料です
※当館に常設展示はございません。
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